亀山八幡神社(かめやまはちまん)
福山市芦田町福田
亀山八幡神社(かめやま) 福山市芦田町福田に鎮座する。

寛正元年に竹安四郎が鳶ヶ塚へ創祀し、福田村の産土神として祀られた。
後の戦国時代、利鎌山城主福田遠江守盛雅が崇敬し、社を現在の亀山に遷座させ神田を寄進している。
この福田遠江守盛雅は杉原播磨守盛重と有地美作守により殺されて滅亡さされた。
これを恨んだ福田遠江守は杉原盛重を祟ったというのだ。
盛重は福田遠江守の霊を自分の守護神山手八幡神社に祀り鎮めたという。
福田氏が滅亡後は老廃していたが、福田村と品治郡向永谷が氏子として元禄2年(1689年)に社殿が再建され、正徳年中(1711年から1715年)奉納の石鳥居が現存している。
祭神は応神天皇、神功皇后、宗像三女神・・・恐らく福田遠江守による京都男山の八幡神だろう。
三間社入母屋造りの本殿は元禄期の物と伝わる。
石鳥居と参道
拝殿
本殿

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