塩崎神社(しおざき)
福山市曙町
塩崎神社(しおざき) 福山市曙町に鎮座する。

この神社の縁起であるが慶応三年(1867年)6月28日新開造成の際、藩主の命により東南の堤の上に勧請したとある。
慶応は四年までで、翌年1868年1月25日が明治維新だ。
藩主とは福山藩最後の藩主第10代阿部正桓(あべまさたけ)だ。
明治三十年には正桓自身が田地四百坪を寄進し、同三十二年に現在地へ遷座した。
境内には八幡神社、荒神社、賀茂神社が祀られている。
これらはその時に合祀した。祭神は塩崎(潮崎)といえば住吉三神だ。
それに大帯姫命(おおたらしひめ)が加わる。
大帯姫命は一般的には神功皇后とされ八幡神である。
本殿は東に塩崎神社、西に八幡神社が並ぶ。
神社誌によると三間社流造りと記されているが、現在は本殿周囲をぐるりと囲むように板が張られ、昭和二十六年に再建されたとされる本殿は見ることが出来ない。
拝殿には立派な注連縄が付けられていた。
石鳥居
拝殿と立派な注連縄
本殿

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