新市神社(しんいち)
府中市中須町
新市神社(しんいち) 府中市中須町に鎮座する。

 広島県神社誌への記載はない。
現地由緒書によると、往時新市町に固有の氏神様が無いことから町内の有志より神社建立の気運が高まり、昭和12・3年に出原安太郎翁が町民の健康と繁栄を祈念し、私財を投じて町内が一望できるこの地に現社殿を建立した。
その後、昭和37年、62年に社殿の修復工事をしている。
祭神は天照大神、宮島大明神、後に黄蕃大明神を合祀したとある。
出原安太郎氏は自重堂の創始者だ。
鎮座する山は御旅山と称する。
ここは戸手素盞鳴神社祇園祭の神輿御旅所となる。
毎年、神輿渡行がこの山で行われ、500kgを超える重量の神輿がこの山登りに挑む。
祇園祭のメインは喧嘩神輿であるが、この急な坂をどうやって登るのか。
この山登りは必見である。
拝殿と本殿
本殿

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