高木神社（たかぎ）

府中市木野山町

高木神社（たかぎ）　府中市木野山町に鎮座する。 この神社の創建は大同２年（８０７）にまで遡る。 ２柱の神が降臨し、岩谷村荒谷茗荷丸にて別れた。 その１柱は高皇産霊神（タカミムスビ）といい、当地に鎮座し明見宮と称した。 もう１柱の神は粟生村栗柄に鎮座した。 栗柄は高木神社より南方に当たるので南宮神社と称したとの言い伝えがある。 南宮神社の伝承では国府の南に位置したために南宮という。 ２柱の神が別れの杯に茗荷（みょうが）が使われ、残りは植えられたという。 それでこの地を茗荷丸というらしい。 高木神社の神紋も抱茗荷とされている。 本殿は昭和１１年に再建された三間社の神明造だ。 そして、まるで本殿のような拝殿は三間社の入母屋造で、一間の吹き放ち外陣が備わる。 向かって左側にも階段が付き拝殿へ上がれる。 向拝は軒唐破風で立派な拝殿だ。拝殿の後ろには幣殿が建つ。

随神門

拝殿

本殿

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地図