宮脇石器時代遺跡
現地看板より

宮脇石器時代遺跡

広島県史跡指定 昭和23年9月17日

縄文早期(五千〜一万年前)の遺跡として著名である、押型文土器とともに石小刀、小刀斧など、発見されており狩猟生活者の集団が住んでいたことが伺える。
押型文土器の出土は全国で数少なく貴重である。
この地一帯は都称郷とも呼ばれ津根とも記した。
現在の常はその遺名である。
津根は港の意、この地が吉備の品遅(治)国と呼ばれた奈良時代「品遅別皇子出雲参詣の時、御舟ここに着く」とも伝えられており穴の海から神谷川を舟で朔上してここより歩いて山陰に向かうのが、当時の道筋であった。
参考(穴の海は安那(あな)の海とも記される)
(押型文は桍型文とも言う)

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